NCLEXの勉強方法を振り返る

NCLEXの勉強方法を振り返る

NP になってはや2年。おそらく最後のCertification 試験である、Advanced Oncology Certified Nurse Practitioner (AOCNP) を先週申し込み勉強を始めました。私は個人的に本を読むだけでは頭に入らないので、練習問題が必須なのですが、良い問題集がなくてちょっと困っています。

今までにアメリカで受けた資格試験に関するものは以下4つ、Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools (CGFNS)、NCLEX-RN、Oncology Certified Nurse (OCN)、Adult Gerotology Nurse Practitioner (AANPの団体のもの)。勉強法をちょっとだけ振り返ってみようと思う。

私の時代(2007−8年ごろ)はまだCGFNSがマークシートだったのと、あっさり落ちたこともあり(現在は他の試験と共に全てコンピューター試験)。CGFNSは振り返らずに、NCLEX RN の勉強のプロセスを振り返えってみたいと思う。ちなみに、1度目の渡米前2007年1月から2008年3月の合格までやったことは以下の3つのステップ。

Step 1: Exam prep の講義見て、本を読み通す。(2007年1月-9月)

この時点で私のTOEFL能力は60点以下かつ英語の医療用語ゼロだったので、すごい時間のロスが多かったと思うが。当時青山にあったKAPLANでレクチャーのビデオを見て、電話帳サイズのKAPLANテキストを読む毎日。分からない単語は全部単語帳に書き写していたので一ページあたり1時間とかかかることも。知らない単語や知識はお手製の単語帳を移動時間とか寝る前に繰り返した。

Sandersのテキストをちゃんと読んでおけば、KAPLANの10万以上したコースは不要です。その当時はブルーでしたが、とにかく重くってキンドルもなかったので、この電話帳のような本を各チャプターに切り離し、持ち運んでました。

Saunders Comprehensive Review for the NCLEX-PN® Examination (Saunders Comprehensive Review for Nclex-Pn)

STEP2:問題集をひたすらとく時間内に解いていく。(2008年1月−3月)

当時英文を素早く読むこともままならなかったので、常に時間感覚を持つ意味でも時間を決めて問題を解く練習をひたすらしていました。その当時の私のバイブルはこちら。Saunders Q & A Review for the NCLEX-RN® Examination 4th Edit。上記のレビューブックは英語が読めない身には辛いので、この問題集のがよく使いました。この5000問を2周しました。

この本の良かったところは隣に回答が書いてあるので、そこを隠しひたすら問題を解き進めすぐに回答が読める。読むのに時間がかかった最初は20問を20分でといて、解説を読み解くのに40分というのを1セットとして勉強をしていました。

 

STEP 3 本番さながらパソコンで問題を解く(2008年2月)

KAPLANの試験対策コースにQuestion Bankという本番さながらのコンピューターベースの試験があったので、模擬試験として1ヶ月前に何度か受けてみました。上記の問題集を一周して、我ながらなんとかなると思っていたが、結果は惨敗。合格ラインに届かないことにビビり、試験をリスケジュールすることに。アメリカの試験は日本の資格試験と異なり変更が可能なのが幸だった。上記の問題集をもう一度一周してから、試験を受けたところ無事合格した。

まとめ

NCLEXは働きながらも勉強したけど、仕事を辞めて語学留学中に本気で勉強したのが大きかったと思う。日本で働きながらNCLEX合格された方は本当に尊敬している。ちなみに私が後で受けた、OCNとNPの試験は大学院で働かいていな時に勉強したのでNCLEXよりも勉強期間は短いが時間の制約もなしだった。後日OCNとNPの試験勉強については書いてみたいと思う。といわけで、今回のAOCNPはある意味、初めてフルタイムで働きつつ試験勉強をするので効率の良い方法を見つけねばと思いちょっと振り返り。

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