Play Hard & Work Hard

Play Hard & Work Hard

2017年に仕事を始めて以来、ずっと働いてきた女性医師Sが今の病院をやめて引越すことになった。慣れない私に、最初の頃は化学療法のこと、消化器癌の治療指針だったりを週一で教えてくれたり。今での苦手な診療記録の書き方について色々とフィードバックをくれたりと、とても素敵な人だったのでとっても寂しい。私のプリセプターPが去る時も寂しかったが今回も感慨深い。特に、Pが去ってからは私自身Sのナースプラクテショナーということで二人三脚でやってきたので、今までの患者さんともお別れだったりするのだ。

さてあと2週間で医師Sの今の病院での最後の日を迎えるということで、皆で夜遊びに行こうという企画があった。もともとカンファレンスに行く予定だったので、そのあとは友人と飲もう思っていたのだが。せっかくの機会だしと、少し早めに切り上げ、9時ごろから指定されたバーへ。

この医師Sはヨーロピアンであり、レズビアンで今はパートナーとの間に2歳の男の子がおり、すっかりママ生活をしているのだが、もともとボストンやNYに住んでおり夜遊び大好きだったらしい。というわけで、シッターさんにあづけて、パートナー(現在妊娠6ヶ月)とともにバーで踊る。。。11ごろにパートナーをウーバーで家に送り、自分はそっからさらに皆にショットを振る舞い、踊る踊る。皆10時から11時ごろに続々と皆帰る中、医師Sと医師D はよく飲みよく踊る!私はせっかくだからと12時まで飲んだり踊ったりしてたのだが。

12時になり二人は次のバーへと消えていった。二人の医師ともとても頭が切れ、病院では臨床だけでなく、リーダーシップ役割を引き受け、研究して論文を書き、家庭での親としての役割もこなし、でも遊ぶときは全力投球。こういう女性たちを見ていると、結婚も親になることも(医師Sは友人の精子を使って人工授精したのだが、産んだのはパートナー)キャリアを積むことも、自分の時間を持つことも努力次第でできるのだと思い知らされる。

仕事も遊びも躊躇半端になってしまう今の自分って、、、、と若干自己嫌悪。若くないなと思いつつ、突き抜けて没頭できることがあんまりこのところないなと思ったり。こんなロールモデルの側で働けたことに感謝。

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