アメリカでの転職面接

アメリカでの転職面接

あっという間に8月が終わってしまったのだが、まさに8月はほぼ毎週転職候補先への面接ばかりでした。今までのアメリカでの面接といえば、1日でさっくりと終わるものが多かったのでちょっと面接回数の多さにぐったり、そして昔受けた面接があまりにあっさりした面接だったので、油断して何にも準備しておらず焦った場面がいくつも。

今まで面接したアメリカの病院といえば、看護師として、D大学病院の血液内科専属の外来化学療法室、ナースプラクティショナーとしてDクリニック(癌治療のプライベートクリニック)、中核病院のA病院がん治療チーム、そしてS大学病院がんセンター。

大学院に通っているときに受けたD大学の看護師面接では、マネージャーと話し、あとは半日くらかけてスタッフの後ろをついて回るシャドーイング。実際に働いているスタッフと雑談のようなスタイルで、何をしているのかなどを聞かれ、私もざっくばらんに仕事の様子、職場のスタイルなどを聞くことができた。

別の州にいた時に面接を受けることになった、ナースプラクティショナーの面接は全て電話・ビデオ電話でまずスクリニーング面接があり、その後現地での面接。ちなみに、Dプライベートクリニックは理事長自ら空港へお迎えに来てくれ、翌日はクリニック見学と医師やナースプラクテショナーの後についてのシャドーイング、皆でランチをしながら話すと言った丸一日の面接だった。かたやS大学病院は医師2名とマネージャー、ナースプラクテショナーの同僚2名それぞれと話し面接は半日ほどで終了。A病院は電話面接で玉砕し、現地の面接には呼ばれず(涙)

アメリカの面接ってなんか気軽な感じと思って油断していあら、今回の転職面接の施設はなかなか一味違うようで。もちろん、マネージャーのスタイルにもよるんでしょうが、第一次面面接はマネージャーとでした。志望動機の確認だけでなく、自分の強み-弱み、今まで一番困った患者さんとのコミュニケーション、他のスタッフ関係性で困ったことなどいわゆるかっちりした面接質問が多く緊張。

第二面接は今後働く予定になる看護師(2名)およびナースプラクテショナー(2名)とのセッション、トータル計4名と1時間ほどのパネル面接でした。ナースプラクテショナー2名は顔見知りだったこともあり、気軽な感じで雑談の様相。

第3次面接は医師トータル5名との30分から1時間程度の面接でした。志望動機、自分が今見ている患者さんのこと、今後の臨床以外に何をしたいかっと言ったナースプラクテショナーとしてのキャリアプランなど様々でした。会議室で行われたり、医師のオフィスで話したり、あとは一人自由な医者がおり、その先生とは近くのスタバチャイラテをすすり、偶々同じ大学出身だったこともありローカルネタ、その先生が研修医、フェローをしたのが今私が働いている病院だったこともあり、ゴシップな話をして終わった。

さて、それから1週間まだ何も音沙汰がないのですが、どうなることやら。知人いよるとどうやら内部で希望している人がいるようで2つのうちの一つのポジションはほぼその内部異動の方に決定の様相。もう一つのポジションは、私、プライマリーで働いて半年の人、1年間ナースプラクテショナーのフェローシップを終了した人らしい。ひとまずその3人の中では私が一番経験もあるから有利だと言われたが。

面接をして思ったのは、自分がナースプラクテショナーとして何をしたいのかが若干ぼんやりしているなと思った。通勤時間が短くなること以外のメリットはなんなのだろうか?今の施設(S)と、今回面接(U)を受けた病院はどちらもアカデミックな施設でほぼ業務内容は同じなのである。ナースプラクテショナーの自律性はかなり面接を受けたU病院の方がある。(自分一人でほぼ患者さんを見ることになる)。スタッフの雰囲気はかなりいいし、組織としてすごくしっかりしているなという印象。

なんのオチもない話ですが自分の備忘録として。。。。。

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