アメリカで働く

  • 2019.09.02

アメリカでの転職面接

あっという間に8月が終わってしまったのだが、まさに8月はほぼ毎週転職候補先への面接ばかりでした。今までのアメリカでの面接といえば、1日でさっくりと終わるものが多かったのでちょっと面接回数の多さにぐったり、そして昔受けた面接があまりにあっさりした面接だったので、油断して何にも準備しておらず焦った場面がいくつも。 今まで面接したアメリカの病院といえば、看護師として、D大学病院の血液内科専属の外来化学療 […]

  • 2019.08.25

Play Hard & Work Hard

2017年に仕事を始めて以来、ずっと働いてきた女性医師Sが今の病院をやめて引越すことになった。慣れない私に、最初の頃は化学療法のこと、消化器癌の治療指針だったりを週一で教えてくれたり。今での苦手な診療記録の書き方について色々とフィードバックをくれたりと、とても素敵な人だったのでとっても寂しい。私のプリセプターPが去る時も寂しかったが今回も感慨深い。特に、Pが去ってからは私自身Sのナースプラクテショ […]

  • 2019.07.01

アメリカにおける転職の目安とは?

アメリカで転職に最適な時はいつなのか?実はひょんなことから、別の病院でNPのポジションに空きがあるので興味がないかと職場の元同僚に数日前に聞かれ、興味あると返信したら、あっという間にボスと電話面接をすることになった。正直あまりに展開が早くって、正直戸惑っている。先週末に行った学会で、ポジション空くかもよどう?と聞かれたとこだったのだが、今年パートナーが就職探しをすることもあり、ここ1、2年で引っ越 […]

  • 2018.06.30

自分の原点を思い出す

このところ職場のスタッフはどんどん減る一方で、仕事量が増えていることもあり、バーンアウトしている気がしてのだが。事実、同僚との会話はグチばかり。というのも、休日も記録を終わらせたり、翌日の新規患者の準備などで働いてるので、結構キリがない。それに加えてここ数日、ちょっと対応の難しい患者さんの対応をしていたこともあり、心が荒むばかり。。。 そんな中、今日は恐ろしいほどクリニックが忙しく、加えて来週から […]

  • 2018.06.10

休暇を取る大切さ

アメリカで働いてよかったことの一つに休暇の取りやすさがあげられる。 日本での看護師時代は、師長さんが作成する一枚の紙切れ(勤務表)に私の生活は支配されていた。幸いながら、私が最後に働いた病院の師長さんはとても理解があり、研修やら、学会やらでやたらと海外や国内に休暇を使って行くの知り、快く予定の調整をしてくれた。 過去に働いた師長さんの中には、厳しく休みの希望を制限する師長さんもおり、なかなか希望を […]

  • 2018.04.25

診療現場でのコミュニケーションの極意

先週末は貴重な休みを潰して一日の研修に行ってきました。 診療従事者(特に医師とNPとフィジカルアシスタント)を対象にしたもので、American academy of communication healthcare (以下ACH) という機関が研修を重ね、効果的だと提唱する診療のコミュニケーションスキルを学ぶという研修でした。 どうやらメイヨークリニックがこのプログラムを使って研修をしたら効果が […]

  • 2018.04.12

英語の壁は続く

留学したい、海外で働きたいと思っていた時から立ちはだかる英語の壁。 思い起こせば、24歳で初めて受けたTOEICは450点という恐ろしさ。語学力もないのに血迷って、28歳でアメリカの看護師試験にチャレンジし、NCLEX(看護師試験)の勉強のため教科書1ぺージ読むのに一時間を要するにレベルから多少英語力が若干伸びるも、TOEFL80点台止まり。三十路を超えて、やっぱり大学院留学しようと再度TOEFL […]

  • 2018.04.11

大腸がん啓蒙月間

あっという間に3月が終わってしまったが、3月は大腸ガンの啓蒙月間でした。残念ながら、乳がんのピンクリボン(10月以外は)に比べてあんまり認知されていませんが。。。大腸(直腸含む)癌はアメリカでは罹患率、死亡率ともに第4位、そして日本では罹患率、死亡率で第2位というある意味メジャーなガン。 大腸がんの啓蒙月間に合わせて、私の働いているクリニックで患者さん対象のパーティーがありました。対象となるのは、 […]

  • 2018.04.04

診察室での言葉・文化の壁

アメリカは本当に多国籍国家だなと思う。昔NCLEX (アメリカの看護師試験)やナースプラクティショナー(NP)の試験でも文化について問う問題が入いってた。ガン領域では避けて通れない本人への告知。家族が患者さん本人への告知を躊躇するのは日本ならでは、もしくはアジアならではと思っていたがどうやら違うらしい。 先日、ヒスパニック系の患者さんをみたが、記録によると家族が告知しないでほしいと初回外来で頼み込 […]

  • 2018.03.28

Boundary ー境界線ー

アメリカで働いていて感じるのはみなboundaryの取り方が上手だということ。 私は以前派遣で看護師として日本で働いてたときは、上司にもう少し協調性を持って欲しいと注意されたことがある。自分のポリシーとして、定時が来ると一切電話やナースコールを取らないようにしていたのだが、その病棟ではダメだったららしい。個人的には、シフト制で働いている以上そのシフト内で起きたことは自分に責任がかかるので、責任の所 […]